ハンドオルゴール(カリンバ)は2本の親指だけで複数の音が出せる楽器です。
ピンの配置にもよりますが2音から4音の和音を奏でることができます。
弾き方は主に2パターン。
隣り合っているピンを同時に弾く場合
2つのピンの先端を爪で弾きます。
爪の形が重要で、形を間違えると、どちらか一方の音しかでなかったり、失敗する確率が上がります。
ピンを弾きやすい形は人それぞれですが、私はやや平にそろえています。
↑の弾き方がうまくいかない人、または爪が弱い人は、ピンの中央あたりから弾く方法もあります。
この方法は爪に負担がかかりにくく、深爪の人にもおすすめの奏法なのですが、指の動作が大きくなるため、音を出すために若干時間がかかります。
ほんの一瞬なのですが、その遅れが意外に目立ったりするので注意が必要。
私はゆっくりな曲や、運指そのものがシンプルで余裕がある時におこなったりします。
離れているピンを同時に弾く時
左右の親指を同時に使うものの、弾き方そのものは単音の時と同じでOK
ただしこの時、曲の横の流れではなく、縦の音の重なりを意識するといいでしょう。
もともとハンドオルゴールはピンの配列的に主旋律と伴奏が入り乱れてしまうので、左右の親指に役割分担が難しい楽器なんですよね。
なので同時に弾くのが「ラ(左)」と「ド(右)」なら、左右で分けて覚えるのではなく、二つの音と指のフォームをセットで覚える。
和音にはある程度パターンがある&ハンドオルゴールのピン数はピアノなどにくらべてとても少ないので、セットで覚えるのはそう難しくありません。
慣れてくると、重なっている音を見ただけで指が勝手に動くようになってきます。
せっかく和音が弾ける楽器なのだから、これからもガンガン弾いていきたいですね!
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