17音カリンバ、夢弦工房のクロマティックカリンバ、cocoro工房さんの超レアなオリジナルカリンバなど、さまざまなカリンバを演奏してきた私が1週回ってハマっているのが8音カリンバ。
一般的なカリンバに比べるとかなりの小ささで、その音域はわずか1オクターブ!
ピンに刻まれている数字を見ていただくとわかるように、ちゃんとドレミのダイアトニック(全音階)に調律されていて、曲を演奏できるようになっています。
いやいや、たしかに癒しグッズとしてはいいけれど、曲を演奏するのは無理があるんじゃないの?
と、思う方も多いでしょう。
私もそうでした。
そうだったんですが、もうこのカリンバが可愛くてしかたないのです!
その理由もお話します!
外観
とても小さいです。
手のひらサイズ。
商品紹介のページではネックレスのように、首から下げている写真もありますね。
購入した商品がAmazonから消えてた…同じメーカーさんのカリンバです!
オーソドックスな17音カリンバも、充分小型な楽器ではありますが、キャンプの時に持ち運ぶには、ややかさばります。
特にアクリルカリンバは500mのペットボトルの重さがありますしね…
私みたいなカリンバ奏者でも躊躇してしまう重量感!
この重さがなければ、外で素敵な景色とのコラボがしやすいのに…
この8音カリンバくらいのサイズであれば、持ち運びには最適ですね!
ちなみに写真にあるように、猫の形を購入したのですが、ちょっと小トトロに似てるよね。
裏面はピックアップマイクを取り付ける関係で、金属プレートを取り付けてあります。
百均で買えるけど、外すのに苦労しそう…マグネットフックのコーナーにあります。
もし同じように使用するのであれば、自己責任でお願いします。
音
音はとても小さいですが、綺麗でコロンと柔らかい音です。
この音量で、隣の部屋から苦情がくることは、まずないでしょう!
小さいながらも、うまく弾けば余韻が伸びます!
もし外で演奏したりする場合は、かわいいゴミ箱や調理用のボールなどに音を反響させることで、音量を得ることが出来ます。
この手法や反響させるボールのことをアフリカでは「デゼ」と言います。
(ひょうたんなどを使用)
主にカリンバというよりはムビラで使用される技法ですが、もちろんカリンバやハンドオルゴールで使用しても問題ありません!
音域について
「下のド」から「上のド」までの8音。
冒頭でも説明したとおり1オクターブしかありません。
人間が無理無く歌える音域は2オクターブあると言われていることを考えると、このカリンバで何か曲を弾くことは難しいです。
とはいえ不可能ではありません!
かなりアレンジを加えることにはなりますが、クラシックや童謡、ジブリ曲やSMAPの楽曲も演奏可能です。
おすすめの楽譜についてなどは後述しますが、とりあえず私の8音カリンバの演奏動画リストを見ていただければ、そのポテンシャルがわかると思います。
楽譜
1オクターブ用の楽譜集が多く発売されています。
その中でも
という特徴を持つのがハンドベル用の↓の楽譜集です!
デメリットがあるとするならば
ハンドベル用にアレンジされた楽譜集なので、複数人で演奏することを前提とした構成だったり、
クリスマス向けの楽曲が多いことと
長い曲などはページめくりが必要だったりと、カリンバで演奏する時に少し編集が必要なところですね。
ですが、カリンバ用の楽譜が存在しない現段階ではこの楽譜集を購入するのがベストです!
8音カリンバの楽譜集を制作中です!
先日17音カリンバの教科書をKindleUnlimitedにて読み放題中なのですが、同じように8音カリンバ専用の楽譜集を制作中です!
進捗は内容はTwitterやYouTubeの8音カリンバ再生リストをみていただけたらいいかな。
(クリスマスまでには完成させたい)
基本的に実際に私が演奏できて、演奏動画として出しても大丈夫なくらいの完成度までは高めていきます。
著作権の発生する楽曲は、個別で販売予定です〜
種類
木製のタイプはもちろんアクリルタイプなどもあります。
牛さんとか
オリジナル商品が多い
8音、9音、10音あたりのカリンバは作家さんの手作りの品が多いのも特徴的ですね!
メルカリ、クリマ、デザインフェスなどで、見かけたことのある人も多いのではないでしょうか。
オリジナルカリンバを自分で作る!
またこのサイズであれば自分でDIYすることも難しくありません。
手作りキットも発売されていますし、ピンやブリッジなどのパーツもネットショップでゲットすることができます。
少し時間がかかる場合もありますが、私は無事にゲットしました〜
そしてオリジナルカリンバをDIY!
ふふふ、可愛いでしょ?
音も猫型と比べて、よりオルゴールっぽい感じでよく響きます。
その他コツ
注意点
ダイアトニックではないカリンバもあるよ
ダイアトニックとは、ものすごく簡単にいうと
皆さんが普段イメージする「ピアノの白鍵盤のドレミファソラシド」です!
実はこの音階はカリンバにとって、ノーマルな音階ではありません!
カリンバはそもそも、誰かの作った曲を演奏する楽器ではなく、心のままに、または仲間の音色とコラボして、自由に演奏する楽器です。
ですので、どんな弾き方をしても和音になったり、曲っぽくなるような音しか鳴らないように、調律されているものなのです。
小型のカンテレや琴、ハンドパンなどもそれにあたります。
ですので、楽譜演奏を想定していないカリンバが存在するのです。
というかそれが主流なのです。
見分け方
見分け方は簡単で、ピンの先端に刻まれている数字がちゃんと1〜7+1になっていれば大丈夫!
もしくはCDEFGABCの場合もOK
↑の通りに並んでなかった場合は、あまり曲を演奏することを想定された楽器ではないかもしれません…
たとえばGECKOカリンバの8音タイプは、楽譜演奏を想定されたモデルではありません。
ちなみに刻印がない場合は…後で書くけど、自分でチューニングしちゃいなよyou!
対応方法
と、ここまで音域の注意点を書いてきましたが、一発で解決する方法があります!
それは
刻印を無視して、チューニングする
です!
ピンに何て書いてあろうが関係ありません。
ドレミにチューニングしちゃいましょう!
大丈夫!
スマホのチューナーアプリ片手に、ハンマーでトントンするだけです。
個人的には高い音からチューニングしていったほうが、あわせやすい印象です!
逆に楽曲演奏に疲れたら
Cメジャーペンタトニック(ヨナ抜き音階)や
琉球音階にチューニングして自由に音楽を奏でましょう。
チューニングはアバウト
小型で安価だからかはわかりませんが、チューニングがちゃんと合っている個体は少ないようです。
実際に私が購入した個体は合ってませんでした!
チューニングハンマーも付いてなかったです
もしかした付属しているセットもあるかも?うーん。
17音カリンバユーザーであれば、同じハンマーが使えます。
そうでないのであれば、小さなハンマーを用意しておきましょう。
裏技
指サックはあったほうがいいですね。
このカリンバはとても小さいので、17音カリンバのように手の平全体でホールドすることができません。
どうしても指先だけで支えることになるので、安定しないんですよね。
ですので親指にはめるのではなく、人差し指か中指に装着して、カリンバの側面、もしくは裏側をさせるようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
楽譜演奏するもよし
アドリブ演奏で癒されるのもいいし
可愛いデザインも多い
自分でオリジナルのカリンバを作ってもいい
しかも誰が弾いても音が綺麗!
楽しみ方も癒され方もなにもかも自由なミニカリンバ、ぜひお一つゲットしてみてください!
Amazonで購入する方は現金チャージがおすすめです!
楽天ポイントがたまってる人は↓からどうぞ!
コメント