花や葉を撮影するのも好きですが、
茎を撮影するのも大好きです。
花を顔、葉を手と見立てるなら、
茎は身体や骨になるかな。
立体的な花にピントを合わせにくい時は、
茎にピントを合わせるといいですよ。
茎は花の中心に位置していることが多いので、
ここにピントがあっていると、たとえ花がボケてしまっても、
写真が引き締まった印象になります。
例えるなら、背筋のしゃんとした女性。
なんとなく着物姿の女性を連想します。
そして直線的な被写体を意識すると、
構図や傾きの目安になります。
それから茎の形って面白いんですよ!
緩やかにカーブしていたり、二股などに分かれていたり。
さらにツタが絡まっていたりしたら、もう、グッときます。
対照的に「枝」はごつごつしていて、突然90度折れ曲がっていたり、
花が咲いている細い枝だけ上向きだったり、
扇状にひろがっていったり、これも見ていて面白い。
花だけでなく、植物全体の個性をしっかりと撮影していきたいな。
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