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petzvalレンズの前ボケ表現に夢中

写真

私の愛機にpetzvalレンズがあります。
このレンズの特徴として、渦状の玉ボケがあります。

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この玉ボケを発生させる方法は過去記事を参照。
petzvalレンズらしい写真とコツ

もちろん、この玉ボケに一目惚れしてこのレンズを購入したのですが、
最近では別の魅力に取り憑かれています。

それは前ボケ。
被写体の背後ではなく、その手前をぼかす技。
遠近感が出るだけでなく、手前の被写体が透けて、
フィルターのような効果も得ることができます。

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pezvalレンズの最大解放値はF2.2。
私がよく使う絞りサイズはF2,8で、二番目に開いたサイズ。
この絞りの直径が開いているほど、明るくボケ感が強い写真を撮影することができます。

ちなみに一般的な絞りの値がF8あたりかな。
見比べると、サイズの違いがすごいです。
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そんな絞りを使うのですから、前ボケをしようものなら、ボケまくります!
もうボケるなんてレベルではなく、溶けて滲んで、流れていってしまいそうなレベル。

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ここまでボケてしまったら、もう写真ではないのかもしれません。
でも、それでもいいんです。
私は写真よりも、絵を見ている方が好きなタイプ。
「好きな風景は?」と聞かれればジブリの背景画をイメージするし、
「好きな色彩」ならば水彩画家の「いわさきちひろ」さんの作品が浮かんできます。

私にとってレンズは「筆」
フィルムは「絵の具」
ちょっと重いのが難点ですが、これからもこのレンズを持って、いろんな風景を写し撮って行きたいです。

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