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ポラロイドカメラで撮影に行ってきました!「ポラロイド オリジナル フィルム」と「インポッシブル フィルム」を撮り比べたよ!!

チェキ:ポラロイド

インスタントフィルムといえばポラロイド!

ポラロイドといえばSX-70!!
このいたずらっ子な眼差しがたまらん!!!

ちょうど新しいフィルムを手に入れたし、最近よく晴れてるし、春だし、ツツジや藤が見頃だし、ということで撮影に行ってきました。

相棒はSX-70 モデル2

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フィルムは2017年7月に発売された「ポラロイド オリジナル(Polaroid Originals)」と
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「インポッシブル(IMPOSSIBLE)」のフィルム
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フィルムについて

実はこの二つのフィルム、名前が違いますが、元々は同じ「インポッシブル プロジェクト」によって生み出されたフィルムです。

SX-70を発明した「ポラロイド社」ですが、すでにカメラもフィルムも製造を終了しており、現在手に入るフィルムはこの「インポッシブル プロジェクト」に参加する有志たちによって生産されています。

生産に使われている製造機械はポラロイド社から譲り受けた物らしいのですが、原料の変更などにより、質感や色彩、撮影枚数などオリジナルとはやはり違うようです。

私個人はこの「インポッシブル プロジェクト」産のフィルムしか使ったことがないのですが、2017年7月に発売されたフィルムと新生インスタントカメラから社名を「ポラロイド オリジナル(Polaroid Originals)」としていることから、オリジナルに到達したと判断してもいいのかな?

新しいカメラには↑の黄色いラベルのフィルムを使ってね。

このフィルムが次々と消えていくなかで、素晴らしい!

彼らの情熱がなければ、私はこのカメラで撮影をすることができなかったわけですがら、本当にありがとうございます!!

フィルムスペックについて

さて、ささっとフィルムのスペックを見比べた感じではISOや注意点などはほとんど同じ。

英語だったので「現像までの時間が短縮されている」ということしか読み取れなかったです。
(見落としてたらごめん)

これは技術的に凄まじい進化なのですが、個人的にはそこまで魅力を感じるポイントではありません。

やっぱり一番気になるのは「質感」や「色彩」ですね。
まぁ、違いなんて撮影してみたら解るよね!!

ということで撮り比べてみました!

スマホのカメラでスキャニングしたので、全体的に白っぽいですが、どちらののフィルムも色はもっと濃いですよ。

新発売の「ポラロイド オリジナル(Polaroid Originals)」

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特徴

描写は思っていたよりもシャープ!
色味は黄と赤が強く美しい印象ですね。
レトロ感と都会的な雰囲気のバランスが良いです。
ぜひバラを撮影したい!!

私のカメラと相性が悪かったのか、安定していないロットを購入してしまったのか、ムラというかシワのような物が発生してますね。

これは生産数が増えれば安定してくるだろうし、そもそもこんなのを気にしていたらフィルムカメラやトイカメラなんて使えませんよw
 

旧作の「インポッシブル(IMPOSSIBLE)」

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特徴

描写は柔らかめ。
シャープに撮りたければピントをきっちり合わせる必要があります。

色彩はやや白っぽくスモーキー。

せっかくなので、以前撮影したお気に入りをペタリ。
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注意点その1 カメラにあったフィルムを使って!

ポラロイドフィルムを購入する時は、きちんとパッケージを確認して、自分のカメラとフィルムが対応しているかしっかり確認してください。

これが間違っていた場合、撮影できないどころかカメラを壊す可能性があります。

冒頭にもちらっと書いたけど、赤とか緑とか黄色とか種類があるよ。

具体的にいうと、カメラによって対応している感度が違うので、間違えると明るく撮れすぎたり、逆に暗くなったりするよ。

on and onさんで感度の改造ができるようです。やってみたい!!

SX-70|修理カスタムについて|on and on shop
SX-70の修理やカスタムを承っております SX-70は、製造されてから40年程の古いカメラです。最近では、劣化やカビによる故障が多くなってきました。撮影していて少しおかしいな・・・と思ったら早めのチ...

またフィルム側に電池が仕込まれているタイプ(これでカメラを動かす)があるので、誤挿入すると危険。

しっかり確認してカメラに対して正しいフィルムを、正しく使えば大丈夫ですよ!

あと捨てる時は不燃ゴミです。

注意点その2 物理的な取り扱いについて

絶対に振ったり曲げたり圧迫しないで下さい。

特に下部の白く太いフレーム内に現像液などの溶剤が入っています。
ここを強く圧迫すると中から液が出てきたりします。

私は撮影したフィルムをドキュメントスキャナーで取り込もうした結果、白い汚れでフィルムとスキャナーを汚しました。

もし皮膚などに付着したらすぐに洗い流してください。
万が一目にはいったら、すぐに医療機関へ!!

どうも絵が出たあとも、撮影してから最低でも一週間はフィルムが不安定らしく、安静にしておいた方が良いみたいですね。

私はこの事件以来、スマホカメラでスキャニングしています。ちょっと面倒臭いけど、仕方ない。

注意点その3 色彩とか描写について

しつこく書きますが、ポラロイドフィルムはかなり不安定でデリケートです!

それは写真の仕上がりに対しても同じで、温度や湿度によっても色味が変わってきますし、大きな液ムラなども普通に起きます!!

また撮影後はすぐに購入した時のパッケージなどに入れて、陽に当てないようにして下さい!!

像が出てくる様を見たいのはわかります。
私もチェキの時みたいにタイムラプタスしたい!!
でも出来ないからね!諦めてね!!
 
病人に接するかのように、優しくて愛をこめて、祈りながら静かに待ちましょう。
撮影後も高温多湿と日光を避けて大切に保管。

とまぁ、こんな感じでとにかくインスタントフィルムのチェキフィルムと同じ感覚で取り扱うとダメです。

そもそも正しい使い方をしても、よく失敗します。
それだけは覚悟をしてください。

ポラロイドは魔法 チェキはアーティファクトと心得ろ!

っていうか、チェキフィルムがアーティファクトすぎるんよw

安定してるし、安いし、入手しやすいし、エコだし、カメラの種類も多いし、スクエアフォーマット発売されたし。

最上位機種はデジタルカメラなので、撮影した後に色味を調整したらいいしね。

レトロ感を手軽に出したいなら、モノクロ加工orフィルムがおススメですよ!

それでも私はポラロイドフィルムやカメラの方が好きなんですよね。 

あのレトロかつ優しい色彩。
あんまり触っちゃいけないのに、思わず触れたくなるようなしっとりとした質感と奥行き。
キュートさと機能美を兼ね備えたSX-70のビジュアル。

花を可愛く撮っても、スタイリッシュにポートレイトを撮影しても、誰がどうあがいて撮影しても滲み出てくるポラロイドカメラとフィルムの存在感。

もうね、これだけは唯一無二です。

ありがとう! Polaroid Originals!!

ありがとう「インポッシブル(IMPOSSIBLE)」改「ポラロイド オリジナル(Polaroid Originals)」
そして復活おめでとうございます!!

ちなみに新型「ポラロイド オリジナル(Polaroi
d Originals)」ですが、SX-70対応カラーフィルムが大人気で生産が間に合っていないそうです(Loftのスタッフさんに聞いた)Loftさんでは2500円で売っていたようですね。
Amazonを見る感じだと、3700円くらいかな。少し高めですが、近くに取扱店がなくて、「電車代込み」と考えれば「買い」です。

というか歴代の「インポッシブル(IMPOSSIBLE)」フィルムの値段が上がってる!

たしかに生産は終わってしまうフィルムでレア度は高まっていくと思ってましたが、白いパッケージのやつが1カートリッジ8枚で16000円とか。
ひえ〜

一応リンク貼っておくけど、おしゃれな雑貨屋とかなら、まだ安く手に入る可能性があるよ!
ちなみに黒赤パッケージのやつは、私個人は雑貨屋さんで2700円で買いました。
期限切れだったりすると50%offで売ってたりするよ(劣化してる可能性もありますが)

初代ポラロイド社のカメラSX-70に興味がある人は↓の本もおすすめ!

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