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楽譜アレルギーなあなたに伝えたい 2つの方法

17音カリンバ

「楽譜は読めないのですが、カリンバを演奏できますか?」という意味の質問を時々いただきます。
っていうか皆、五線譜アレルギーすぎる…
もう英語や数学レベルで嫌いなんやな。(数学は私もチンプンカンプンですが)

ズバリ演奏したいだけならば

小学校の音楽の授業で習った知識で充分です。

ちなみに私は音大などは出ていません。小中学高と音楽系のクラブ活動を行なっていた(弱小)くらいで、30歳過ぎてカリンバに出会うまで「D」は「ド」のことだと思ってましたしねw
(本当はD=レです)

つまり素人の独学にもかかわらず教本を作っちゃったわけです!

具体的な楽譜の読み方ですが、内容としては小学校で習ったレベルで構いません。
「それを覚えてたら苦労しないよ!」という方は一度↓のページを確認してみてください!
もしくは初心者向けの楽譜集の冒頭2、3ページをめくってみると、そこに必要な音楽の知識が載っています。

もしページを見て「ふむふむ、よくわかった!」という人は、私のこのページは閉じてそのまま練習に進んでくださいませ〜

楽譜で重要な情報は3つ

演奏をする時、楽譜の中で読み取るべき重要な情報はザックリ言うと3種類。

  • 音の高さ(音階)
  • 音の長さ(リズム)
  • 曲の進行順路(Aメロ→Bメロ→サビ)

この3つが読み取れれば、とりあえずは大丈夫です。

そしてこの3つ、たった2つの方法で覚えることができるのです!

  1. 音の高さを「数える」こと
  2. 曲を何度も聴いて「鼻歌で歌えるくらいまで曲を覚える」こと
    です。

楽譜が読めるようになるための2つの方法

音の高さを数える

音の高さについては、もう「数える」しかありません。

数え方

ト音記号

基本の「C=ド」の位置から数える。これに関しては「さすがに知ってるよ!」という人も多そうですね。

ヘ音記号

点と点の間が「F=ファ」です。ここから数えていきましょう。

数えられたら次は

読み仮名を楽譜に書き込みましょう!

何も恥ずかしいことはありません。
私もあまりに低音で五線譜から音符がはみ出る場合や間違えやすい箇所などにはドレミを書き込みますし、そもそも愛用の楽譜には初めっからカナがふってありますしね。

誰かに見られるわけでもないですし、万が一見られて揶揄されたら、にっこり笑って演奏すればいいのです!

だって私たちの目的は

目的

「楽譜を読むこと」
ではなくて
「好きな楽器で、好きな曲を演奏するため」
なのだから。

鼻歌で歌えるくらい曲を覚える

音の長さ(リズム)を覚える

「楽譜が読めない」「リズムがわからない」ということに悩んで何もしないのであれば、その時間で曲を聴いたり、カラオケに歌いに行った方が上達スピードが段違いです。

その時に楽譜を見ながら歌うようにすればパーフェクト!

ひとりカラオケであれば楽譜にふったドレミで歌っても良いですね。

さらにあなたが絶対音感などを持っていない限り、カラオケのモードを歌いやすいキーにしてしまっても(実音でなくても、楽譜と同じ音の高さでなくても)問題ありませんのでご安心を!!

曲の進行順路を覚える

これも曲を聴きながら楽譜に進行順に数字をふったり、大胆に矢印などで記をつければいいでしょう。

ちなみに進行方向や繰り返しを表す記号を反復記号といいます。

この記号のおかげで、本来なら絵巻物の如く膨大な長さになってしまう楽譜を、わずか数ページに収めることができるのです。
カリンバ演奏の場合は、基本的にサポートをつけずに1人きりで演奏することがほとんどだと思いますので、ページをめくる必要のない見開き2ページ内に楽譜を収めたほうがいいですね。

今回は使用頻度が極めて高い反復記号を2種類だけ説明します。

リピート記号

この記号まできたら、指定の場所or曲の冒頭へジャンプします。

冒頭へジャンプ
指定の場所(リピート記号へジャンプ)
1番かっこ&2番かっこ

1番かっこ内のリピート記号まできたら、冒頭or指定の場所へジャンプ
再度1番かっこ冒頭にきた時に、2番かっこへジャンプします。

とりあえずこの2つの反復記号をマスターしたら大丈夫。
どんなに複雑で長い楽譜になったとしても、とにかくこの2つの記号が最優先されます。
もし他の難しい記号が出てきた時は、その時に調べたり、その曲を聴いて進行ルートを確認すれば良いのです。

そしてこれらの反復記号も、すべて初心者向け楽譜集の冒頭に載っています。
基本的に本の中に登場する音楽記号は冒頭に説明があるものなのです。
ですのでわからなくなった時は最初のページに戻って確認しつつ順路を数字で書き込んでいけばOKです。

またオンラインであればYAMAHAの楽譜ダウンロード販売サービス「プリント楽譜」さんにも、必要な音楽知識がまとめられています。
楽器や楽譜購入前に予習したい人はぜひ見てみてください!

楽譜を読むというのは地道な作業

いかがでしたか?「楽譜を読めるようになる」というのは「英語を話せるようになる」と同様に華やかなイメージがありながらも、意外にシンプルで地道な作業です。

そして「英語が理解できる」と「英語でコミュニケーション」がとれることがイコールでないように
「楽譜が読める」ことと「演奏ができる、歌うことができる」ことはイコールではありません。

ただ英語はよく「中学校レベル」が求められますが、楽譜の必要最低限の知識は「小学校レベル」で充分です。

それ以上の知識は必要に迫られた時や、知識欲を刺激された時などに調べれば良いでしょう。

おすすめの音楽関係の本と、せっかく例えに出したので英語の本を載せておきますので、ぜひ読んでみてくださいね〜

コメント

  1. こはるおと より:

    こちらの記事にも失礼しますm(_ _)m
    私も楽譜は読めません。正確には数えないと分からないです…
    でも英語も音楽も、理解できるの技術的なものはイコールになりませんね。自分は楽譜なしで作曲してますし。
    そんな状態ですが、この記事にたどり着き、簡単な知識しかないことに少し安心しました(笑)

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